経営戦略論~特別公開授業
先週の土曜日、東北芸術工科大学仙台キャンパスにて「経営戦略論」特別公開授業があったんだ。
大学院生とビジネスマンを対象とした公開授業ということで早速申し込んで出席したんだ。
講師は、株式会社アルビオン代表取締役社長小林章一氏。
社名を聞いてピンと来る人は正直少ないと思う。特に男性は全く知らない人がほとんどじゃないかな?
アルビオン社とは昭和31年(1956年)創立の化粧品メーカー(海外ブランドと提携して日本で販売も行っている)。化粧品の会社だから男性には縁がないと思うんだ。
でも、僕はこの公開授業のお知らせがメールで届いたときには「ピン!」と来た。
実は、僕が使っているオードトワレはアルビオン社の「Grants(グランツ)」なんだ。
男性である僕がこのアルビオン社の物を使うようになったのは、母親から「アルビオンはいい」と聞かされたから。子供ながらに「そんなものか」と思っていたけど、思春期を迎えてちゃめっけが出ると母親の影響は大きいんだね。
つまり、親子2代でアルビオン社を使っているというわけなんだ。
もっとも、男である僕は化粧品と言っても全くわからないし、スキンケアとベースメイクの違いさえもわからない。美白とかいわれても全く興味は、正直なし。「Grants」を使っているだけという程度。
しかし、その「Grants」は今では手に入らないんだ。すでにアルビオン社は男性化粧品からは撤退してしまったから。
長年愛用している「Grants」は撤退するときに買いためておいたもので、今では1本と半分が手元に残っている貴重品。
当日、アルビオン社の男性の方に現物をお見せしたところ「初めて見た」というくらい社員の方も知らない商品となってしまった。
だからアルビオン社にはなぜか思い入れがあるというわけなんだ。
今日の授業では、アルビオン社の歴史から経営理念、今後の事業展開計画などをお聞きすることができた。
アルビオン社の目標は、日本から世界に通用する高級化粧品というブランドを確立することだそうだ。
日本での展開も高級ブランドイメージをとても大切にして、広告や宣伝は極力抑えられている。その分、研究開発や店頭の美容部員の教育に力を注いでいるそうだ。
現在は、売り上げも右肩上がりで好調の様子。しかし、3代目の小林社長の経営理念が社員全体に浸透しているかどうかは小林社長も疑念を持っているということでしたので、今後の飛躍が楽しみ。僕も一人のユーザーとして見守りたいと思っているんだ。
実は、この公開授業、もっと色々お話をお聞きしたいところだったんだけど時間の都合で聞けなかったんだ。
昔から知っているユーザーとしても、もっと伝えたいこともあったんだけど。
いずれまた何かの機会があれば直接お会いしてみたいと思っているんだ。実現は難しそうだけどね。

先日はありがとうございました。
文中、「初めて見た」と答えた、アルビオンの社員Aです。
また丁寧なメールをいただき、重ねて御礼申し上げます。
小林からお返事をさせていただいたかと思いますので、
私は他の社員数名に、このブログを見せて感想を聴いてみました。
やはり、多かった意見は「こういうお客様に支えられて50数年間、頑張ってこれた」ということです。
どんなに自分達で「いい商品をつくった」と満足しても、それを手に取ってくださるお客様の存在があってこそ、企業は成り立つのです。
そういうことに対する“感謝”の気持ちを忘れた時点で、アルビオンのアイデンティティは失われると思っています。
それは、どんなに優秀な人材がいても、どれだけ予算を投じて広告宣伝をかけても、同様です。
アルビオンは今後とも、ご愛用いただいているお客様、そして店頭でお客様に商品をご紹介いただいているお店の方々への感謝を原動力に、仕事を進めてまいります。
どうか、変わらぬご支援をお願い申し上げます。
P.S.東京にお越しの際は、どうぞ本社にお立ち寄りください。
小林は出張が多いですが、内勤のときはお時間を取れるように努力しますので。
はじめまして。
とても興味深い内容でした。
もっと詳しくお聞きしたかったです。
貴重なお話、ありがとうございます。