NHKで放送されている「ITホワイトボックス」は、ブラックボックス化されているIT技術についてわかりやすく解説してくれる番組であることは先日のブログでも書いたとおり。

その番組では先日、インターネットのDNSサーバーについて詳しく教えてくれたんだ。

ドメインで目にすることがある「.jp」。

これの意味は「日本」ということなんだけど、「.jp」宛にアクセスするにはこの「.jp」に登録されているIPアドレスを教えてもらわなくちゃいけない。
つまり「.jp」を管理しているDNSサーバーは世界中からリクエストのある「.jp」宛のIPアドレスを教えているんだ。
その仕事量は実に大変なのかが想像できるよね。

で、番組ではその「.jp」を管理しているDNSサーバーがしっかり映されていたんだ。
さすがに場所が特定できないように配慮していたけど、夜に取材チームがワンボックスカーでその場所へ向かう道中は映っていたりして。

画面に映ったDNSサーバーはサーバーラックにおさめられたブレード型のPCでした。ロードバランサーで並列稼働しているんだね。

で、管理者も「このサーバーがダウンしたら.jpの通信ができなくなる」と話していたんだ。
それくらい重要なサーバーだ。
なお、日本でのDNSサーバーは稼働してほんの20年しか経っていないんだとか。

さて、世界中にあるトップドメインは国の数だけ存在しているから、それらのDNSサーバーをつなぐルートサーバーが必要になるよね。つまり、.jpからお隣の.krへアクセスするにはルートサーバーを通って行く訳だ。

で、そのルートサーバーも1台だけだとダウンしてしまうと世界中のネットワークが止まってしまう。だから分散して設置することにしたんだそうな。
その数、13台。13台がお互いに連絡を取り合って全く同じデータをもっているんだ。

そのインターネットの経路の一番最初にあたるルートサーバーが日本にも1台あるんだって。
ルートサーバー名は「A」から順番につけられていて13番目のアルファベットは「M」にあたる。その当時、インターネットの開発に参加していた慶応大学の村井教授がいたから村井のMで日本にルートサーバーを設置することになったんだって。
そのエピソードを本人の村井教授が語ってくれて面白かった。

僕もインターネットの仕事をしてすでに15年が経過したことになるんだ。その前のPC通信からあわせると軽く20年はネットに関わっていることになるるんだけど、こうした番組を見ると、当時DNSサーバーやルーティング、Webサーバーなんかも一通り携わったから感慨深いものがあるんだ。

番組の中でも村井教授が同じことを言っていたね。

それにしても、僕はあのサーバー類やネットワーク機器、ケーブル類を見ると興奮してしまうのは?
それはヲタクだからかもね。